八戸三社大祭 2023 日程や会場へのアクセス、周辺駐車場など

祭 イベント

青森県八戸市で行われている八戸三社大祭。

 

約300年の歴史と伝統を誇り、国の重要無形民俗文化財にも指定されていて毎年100万人もの人が来場している大規模な祭りです。

 

今回は、2023の八戸三大祭りの日程会場へのアクセス周辺駐車場見どころなどについて紹介していきたいと思います。

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八戸三社大祭とは?

祭

引用:https://aomori-tourism.com

 

八戸三社大祭の歴史は江戸時代まで遡り、龗(おがみ)神社から長者山新羅神社に神輿の渡御が行われたのがきっかけだと言われています。

 

さらにその後、人形を乗せた「屋台」や「虎舞」といった郷土芸能が加わり、町の安全や五穀豊穣を祈願する祭りへと発展していきました。

 

八戸三社大祭という名称は、明治時代に長者山新羅神社と神明宮(しんめいぐう)が加わったのが由来になっていて、それからは毎年新しい山車を運行するようになりました。

 

江戸時代から積み重ねてきた歴史が評価されたことで、2004年2月に八戸三社大祭の「山車行事」が国の重要無形民俗文化財に指定され、続く2016年に「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

 

これだけ歴史と伝統のある祭りだからこその評価なんですね。

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八戸三社大祭の見どころは?

祭

引用:https://aomori-tourism.com

 

八戸三社大祭の見どころと言えば、龗神社、新羅神社、神明宮の3つの神社による神輿行列神話・伝説・歌舞伎などを題材にした27台にも及ぶ山車による合同運行です。

 

27台もの山車は上記の写真にもあるようにインパクトのある派手な見た目や大きさに注目が集まり、ただ盛り上がるだけでなくSNS映えも狙えます。

 

山車が通るのに合わせて聴こえる太鼓の連打音や笛の音色に心が躍り子供から大人まで楽しむことができます。

 

夜になるとライトアップもされ昼間とは全く違った世界観を味わうことができます。

 

祭りは例年7月31日から8月4日にかけて行われるのでここで簡単にご紹介します。

 

7月31日前夜祭・8月4日後夜祭

 

前夜祭と後夜祭では八戸市内中心に個性的な27台の山車が一斉に展示されます。

 

前夜祭と夜祭は18時から始まるので山車たちはライトアップされ、仕掛けが解放された状態で公開されるので見ごたえ抜群です。

 

祭りに欠かせないお囃子も演奏され、前夜祭では祭りが始まるという熱気がヒシヒシと伝わり、後夜祭でも最後まで祭りの熱を帯びたままフィナーレを迎えることができます。

 

8月1日お通り・8月3日お還り

 

8月1日(2日目)のお通りは、龗神社で八戸市長や3神社神職の関係者参加による神事と出発式が行われ、その後市内の中心街にて神社行列と附祭山車組による合同運行が行われます。

 

8月3日(4日目)のお還りは、新羅神社前を出発し市内の中心街で神社行列と附祭山車組による合同運行が1日と同様に行われます。

 

行列には各神社の衣装を着飾った子供たちによる「稚児行列」や雄大な「武者行列」、権現様という獅子頭たちによる心地よい歯打ちの「法霊神楽」、独特な虎の衣装をまとった人々が躍るように動く「虎舞」など多くの行事を楽しめます。

 

行列のメインは27台の派手な山車となっていて、その大迫力の行列は青森ねぶた祭や五所川原佞武多などの青森を代表する祭りにも引けを取らない演出になっています。

 

8月2日中日

 

中日(3日目)のメインイベントは18時から始まる煌びやかな山車たちによる夜間山車運行です。

 

昼間に見る迫力ある行列もいいですが、山車が作り出す幻想的な夜の風景も見どころです。

 

光り輝く仕掛けも夜の祭りを盛り上げる演出で毎日でも楽しむことができます。

 

八戸三社大祭の日程や開催場所

 

青森県八戸市 八戸三社大祭
日程 7月31日~8月4日(例年)
住所 青森県八戸市内丸2丁目1−51(龗神社)

青森県八戸市長者1丁目6−10(新羅神社)

青森県八戸市廿六日町26−1(神明宮)

開催場所 八戸市中心街
マップ(龗神社)
ホームページ https://visithachinohe.com
お問い合わせ 一般財団法人VISITはちのへ(TEL 0178-70-1110)

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イベントスケジュール

祭

以下の内容は2019年のものなので参考までに。

 

青森八戸市 八戸三社大祭 イベントスケジュール
日程 時間 場所 内容
7月31日(前夜祭) 18時00分~ 市庁前市民広場および中心街 山車の展示とお囃子実演
8月1日(お通り) 13時00分~ 龗神社 出発式
15時00分~ 八戸市庁前 神輿と山車の合同運行
8月2日(中日) 11時00分~ 長者山新羅神社 長者山新羅神社例祭
13時00分~ 龗神社 龗神社例祭
14時00分~ 長者山新羅神社例祭 加賀美流騎馬打毬
18時00分~ 八戸市庁前 夜間山車運行
8月3日(お還り) 15時00分~ 鍛冶町 神輿と山車の合同運行
8月4日(後夜祭) 18時00分~ 市庁前市民広場および中心街 山車の展示とお囃子実演

 

※2022年のイベントとは内容が異なっている可能性があります。

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加賀美流騎馬打毬(かがみりゅうきばだきゅう)とは?

祭

引用:https://www.daily-tohoku.news

 

八戸三社大祭の中日(8月2日)に行われている加賀美流騎馬打毬は長者山新羅神社の馬場で行われている「ポロ」のような古くからある全国的にも数少ない由緒ある競技です。

 

競技内容としては、8人の騎手が紅白に分かれて馬を器用に操り毬杖(ぎっちょう)という杖で毬をすくい上げ、ゴールを競い合うものになります。

 

現在は宮内庁と山形市と八戸市の3か所のみで行われており、特に八戸の打毬は古式豊かなものになっています。

 

 

中日に参加した際はぜひ会場に足を運んでみてください。

八戸三社大祭へのアクセス

車利用

車

 

・八戸道「八戸IC」より国道340号経由で約15分(約4km)

 

電車利用

電車

 

・「JR本八戸駅」より徒歩約10分

 

八戸三社大祭の周辺駐車場

駐車場

 

八戸三社大祭では有料ではありますが臨時の駐車場も用意されています。

 

その他の駐車場についてもいくつか紹介していきたいと思います。

 

①長根総合運動公園
住所 青森県八戸市売市輿遊下
マップ
収容台数 1000台
料金 1日700円
営業時間 9時00分~21時00分

 

②タイムズ八戸長横町
住所 青森県八戸市長横町19
マップ
収容台数 38台
料金 6時00分~18時00分最大300円

18時00分~6時00分最大800円

 

③パカラ 八戸長横町第1
住所 青森県八戸市長横町17−2
マップ
収容台数 41台
料金 終日20分50円

6時00分~18時00分最大300円

18時00分~6時00分最大800円

 

④タイムズテアトル駐車場
住所 青森県八戸市鷹匠小路2
マップ
収容台数 53台
料金 6時00分~18時00分 200円

18時00分~6時00分 200円

 

八戸三社大祭は5日間で100万人以上の来場者が来る大規模な祭りなので、駐車場が埋まってしまう可能性を考えると出来るだけ公共交通機関を利用するのをオススメします。

 

混雑状況

祭り

毎年、八戸三社大祭の5日間での平均来場者数は100万人ほどで最大来場者数は120万人以上とも言われています。

 

小さなお子さんなどと参加されている場合、神輿と山車の合同運行など人混みが発生しやすい時間帯ははぐれてしまう確率がぐっと上がってしまうので注意が必要です。

 

昼間も混みやすいですが、特に夜にはぐれてしまった場合は暗くて探すのも大変になってしまうので、しっかり手をつないだりしてはぐれないよう気を付けましょう。

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まとめ

今回は青森県八戸市の八戸三社大祭についてご紹介しました。

 

青森ねぶた祭や五所川原佞武多など全国的にも知名度の高い青森の祭りに引けを取らない大きな祭りなので、ぜひこの機会に足を運んでみてください。

 

来年は本来の規模で行えることを祈っております。

 

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