博多祇園山笠 2023 日程やアクセス、混雑状況について

祭り イベント

福岡県福岡市で行われている博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)700年以上続く伝統あるお祭りです。

 

今回は2023年博多祇園山笠の開催に向けて日程やアクセス、混雑状況のほか見どころなどについてもご紹介していきます。

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博多祇園山笠とは?

祭り

引用:https://www.nishinippon.co.jp

博多祇園山笠の正式名称は「櫛田神社祇園例大祭」と言い、700年以上続いている福岡県の中でも歴史ある大規模な祭りとなっています。

 

1241年に博多で疫病が流行った時に、国の重要文化財にも指定されている承天寺の開祖・聖一国師疫病を鎮めるために祈祷水を町に撒き祈願したことが始まりだと言われています。

 

その後、櫛田神社に祀られる神話でもおなじみの素戔嗚尊(すさのおのみこと)に対する奉納の神事として700年以上続けられてきました。

 

神社の祭礼で用いられる神輿のような祭具の山笠が博多祇園山笠の肝となっていて、明治時代末期以前は15メートル前後もの高さであった山笠でしたが、文明の発達により電線が町中に張り巡らされるようになってからは、従来の山笠を観賞用の「飾り山笠」として残し、高さを抑えた「舁き山笠」を新たに作り担ぐようになりました。

 

例年、博多祇園山笠は7月1日から15日にかけて行われていて、コロナ禍前の2019年の祭りの総来場者数は約300万人とかなりの賑わいを見せていました。

 

2022年は開催される予定で、規模は縮小されてしまうかもしれませんが大きな盛り上がりを見せそうですね。

 

博多祇園山笠の行事スケジュールについて

日程

 

日程については去年、一昨年と祭りが中止になってしまっているので、例年開催されてきたスケジュールを参考にしてみてください。

 

博多祇園山笠の行事スケジュール
飾り山一般公開 7月1日~14日
お汐井取 7月1日・9日
流舁き 7月10日
朝山 7月11日(朝方)
他流舁き 7月11日(午後)
追山ならし 7月12日
集団山見せ 7月13日
流舁き 7月14日
追い山 7月15日(朝方)

 

博多祇園山笠には一般公開の飾り山以外にも1日のお汐井取から最終日の追い山まで、たくさんの神事が行われます。

 

毎年曜日は違ってもスケジュール日程は同じなのでいつ参加するかは事前に計画が立てやすいかと思います。

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博多祇園山笠の魅力

祭り

引用:https://www.sankei.com

数多くの神事が行われることで有名な博多祇園山笠ですが、中でもメインの行事をご紹介します。

 

最も人気のある行事は博多祇園山笠のフィナーレを飾る「追い山」です。

 

 

「追い山」とは舁き山が走ることを指し、舁き山とは言葉の通り「舁く(担ぐ)」ための山笠を意味します。

 

明治時代の山笠は観賞用と担ぐ用の区別がなく15メートルほどの巨大な山笠でしたが、現在の担ぐ用の山笠の舁き山は半分以下の高さとなっており、重さは約1トンあると言われています。

 

その巨大な舁き山を20名ほどの担ぎ手により博多の町を駆け抜ける姿はド迫力で見る者たちを圧倒します。

 

追い山が行われる数日前には追い山ならしという追い山のための予行演習のような行事もあり、いかに本番の追い山に向けて懸けているのかが分かります。

 

さらに、舁き山に飾られる人形はその年の「流の顔」と言われていて、人形師によるクオリティの高い人形が見られるのも魅力の一つです。

 

追い山が行われるかは定かではありませんが、2022年は3年振りの開催となるのでどのような人形が飾られるか気になりますね。

 

博多祇園山笠へのアクセス

電車利用

祭

 

福岡市営地下鉄の「祇園駅」より徒歩約10分ほど

 

祭りの期間中は混雑が予想されるので電車利用がオススメです。

 

車利用

車

 

福岡都市高速「千代IC」を利用し、国道202号を経由して約1.5km。

 

または、福岡都市高速呉服町出入り口から約1km

 

※どちらも所要時間は約5分程度

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博多祇園山笠の駐車場情報

駐車場

 

祭り期間中は混雑が予想されるので、もし車で会場に向かうのであれば事前にどこの駐車場に停めるか決めておいた方がいいかと思います。

 

また、祭りの会場周辺は混雑だけではなく交通規制もされるため祇園駅付近の駐車場には停められないと考えたほうがいいでしょう。

 

吉塚駅や竹下駅が比較的近場になるので、周辺の駐車場をいくつかご紹介します。

 

①吉塚駅高架下駐車場
住所 福岡県博多区吉塚本町13‐28
マップ
収容台数 217台
料金 30分100円 24時間 最大700円

 

②タイムズ吉塚駅前第2
住所 福岡県福岡市東区馬出1-1
マップ
収容台数 19台
料金 00:00‐00:00 30分 220円(駐車後24時間 最大700円)

 

③吉野駅前コインパーク
住所 福岡県福岡市博多区吉塚本町6-6
マップ
収容台数 18台
料金 50分100円 8:00‐20:00 最大700円

 

④タイムズ塩原1丁目
住所 福岡県福岡市南区塩原1-4
マップ
収容台数 17台
料金 00:00‐00:00 60分220円(駐車後24時間 最大550円)

 

⑤セイワパーク竹下
住所 福岡県福岡市博多区竹下5-40
マップ
収容台数 9台
料金 30分100円(24時間 最大700円)

 

博多祇園山笠の混雑状況

博多祇園山笠の最高来場者数は驚異の350万人。

 

これは6月から8月までの祭りでトップの来場者数となっています。

 

福岡県福岡市の人口が約154万人なので、倍以上の人数がお祭りに訪れています。

 

例年は出店もあるので神事だけではなくグルメも楽しみにしている方も少なくありません。

 

コロナの影響でどういう形で開催されるか分かりませんが、当日混むことは確実と言えるので無理のない範囲でご参加ください。

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まとめ

今回は福岡県の博多祇園山笠についてご紹介させていただきました。

 

700年以上続いている伝統ある祭りで350万人もの来場者がいるので一度は参加してみる価値はあります。

 

この記事を読んだのを機に、ぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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