坂道シリーズで知られているアイドルグループの日向坂46が3回目のオーディションの2018年7月以来、約4年振りとなる新メンバーオーディションの開催を決定し、メンバーの募集を始めました。
新メンバーオーディションに向けて
今回募集する日向坂46のメンバーは第4期生にあたり、「迷おう。それが始まりだから。」というテーマが設けられています。
キャプテンの佐々木久美さんからもオーディションを受ける子たちに向けてメッセージが送られています。
「人生は一回しかないです。どんな道に進んだとしても後悔しない道を選んでください!」(日向坂46・佐々木久美)
オーディションを受けるかどうか迷っている子はたくさんいると思いますが、佐々木キャプテンのメッセージにもあるように、後悔しない選択をしていってもらいたいです。
新メンバーを迎えた後も見る人を幸せにする明るい日向坂46を応援していきたいですね!
ここからは日向坂46の今までの活動を振り返っていきましょう。
日向坂46の軌跡
日向坂46は元々「けやき坂46」というグループ名で2015年から活動していて、2019年に現在の「日向坂46」というグループ名に改名をして活動しているグループです。
なぜ、けやき坂46というグループ名でスタートしたかというと元けやき坂46のメンバーである長濱ねるさんが大きく関わっています。
当時欅坂46(元鳥居坂46)のオーディションを受けていた長濱さんは1次~3次審査を順調に通過し、最終オーディションを控えていました。
このままいけば最終審査も通る可能性があった矢先、母親から最終オーディションの参加を反対されてしまい受けることが出来ずにいました。
ショックに打ちひしがれる長濱さんを見かねた父親が運営スタッフに事情を伝えると長濱さんが行く予定だった乃木坂46のライブにご両親も招待し、その後話し合った結果特例という形でグループに入ることが認められました。
ただ、長濱さんは最終オーディションを受けておらず、特例ということもあったのでこれを機に新しく結成された「けやき坂46」という欅坂46の下部組織で活動を始めました。
これが後の日向坂46に繋がっていきます。
日向坂46のイメージ
欅坂46から派生したグループの日向坂46ですが、クールで凛とした欅坂46とは対照的に明るく天真爛漫な日向坂46を日向と日陰のようにイメージされる方は少なくないはずです。
しかし、今の明るい日向坂46に行きつくまでの道のりは大変険しいものでした。
長濱ねるさんを受け入れる形で結成されたけやき坂46はメンバーを集い1期生12名でスタートしましたが、「サイレントマジョリティー」や「二人セゾン」など数あるヒット作を持つ欅坂46にどうしても注目が行ってしまい日のもとに出ているとは言えない状況でした。
どうしても欅坂46の下位互換となってしまっていてメンバーたちの不満は募る一方でした。
しかし、2017年の初の単独公演で成功を納めメンバーに自信がついたり2018年に公演中止となった欅坂46の代わりに日本武道館で3日間の公演を行うことが出来たりと転機が訪れました。
そして、2019年に欅坂46から独立し日向坂46に改名した後に見る人を幸せにするという「ハッピーオーラ」のコンセプトを活かし、現在の日向坂46のイメージが定着していきました。
険しい道のりをたどってきたからこそ他のアイドルにないような輝くような明るさがあるのでしょう!
日向坂46について総まとめ
・日向坂46の始まりはけやき坂46であり、長濱ねるさんが大きく関わっていた。
・明るいイメージの日向坂46にも欅坂46に隠れてしまい注目を浴びれない辛い時期があった。
・佐々木キャプテンから新メンバーに向けて勇気を与えるコメントが送られ、「迷おう、それが始まりだから。」というテーマで新メンバーオーディションの募集が始まる。
現在は乃木坂46、櫻坂46(元欅坂46)、日向坂46、吉本坂46と、どの坂道グループも人気がありますが、日向坂46の人気の裏にはメンバーたちが抱える多くの苦悩や葛藤がありました。
悩みながら苦しくても進み続けたからこそ今のグループがあるので日向坂46の絆は他のグループに負けないほど深いものになりました。
迷いながらも一歩踏み出してオーディションを受けてくれる新メンバーを日向坂46に温かく迎え入れて欲しいですね。
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