舟っこ流し 2023 日程や会場へのアクセス、周辺駐車場など

祭り イベント

岩手県盛岡市で行われている舟っこ流し。

 

流舟灯籠流し打ち上げ花火などの行事で例年賑わいを見せていて、盛岡市の指定無形民俗文化財にも指定されています。

 

今回は舟っこ流しの日程や会場へのアクセス、周辺駐車場、見どころなどについて紹介していきます。

 

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舟っこ流しとは?

まつり

引用:https://www.iwanichi.co.jp

 

舟っこ流しは盛岡藩主だった南部行信の娘が水灯の大法要を行ったのが始まりだと言われています。

 

その後、江戸時代の1815年(文化12年)に津志田遊郭の遊女たちを乗せた舟が北上川の氾濫に巻き込まれ、溺れて亡くなった遊女たちの霊を慰めるために舟に位牌や供物を積んで流し、以降も盛岡の市民の中で恒例行事として行われるようになりました。

 

祭りの名称になっている「舟っこ」とは有縁の故人の戒名や先祖の霊と書かれた札や遺影などを舟に貼り出し提灯や盆の供物で飾り付けたものを言います。

 

「舟っこ」は一連の儀式が済むとふんどしの格好をした男たちに川へ運ばれ火をつけた後に流されます。

 

現在は祖先の霊を送って、無病息災を祈願する送り盆の行事として行われています。

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舟っこ流しの見どころ

まつり

引用:http://moriokafunekkonagashi.com

 

盛岡の短いと言われる夏を締めくくるにふさわしいのがこの「舟っこ流し」です。

 

一番の見どころはやはり流舟ですが、伝統的な灯篭流し投げ松明(たいまつ)、舟っこ流しのラストを飾る花火大会など注目すべき行事はたくさんあります。

 

これから順を追って説明していきます。

 

・流舟

現在の流舟は送り盆に祖先の霊たちを供養し、無病息災を祈って行われています。

 

使用する舟は町内会で集まった人たちで協力して作られます。

 

竜を模した船にお札や遺影を貼り、さらに提灯や供物などを盛大に飾り付け、儀式が終わり次第川に流され火を付けられます。

 

 

なぜ舟に火を放つのかというと、お盆の行事の一つに送り火というものがありお盆に帰ってきた死者の魂を現世から再度あの世に送り出すというもので、そこから来ているものと思われます。

 

送り出す舟が燃えていて少し切ない気持ちにもなりそうですが、夏の締めくくりとしては良いかもしれません。

 

・灯篭流し(とうろうながし)

灯篭流しも流舟と同じように死者の魂を弔い灯篭を川に流します。

 

地域によっては川や海が直近にないので、全国的に行われているというわけではないです。

祭り

引用:https://mainichi.jp

※写真は舟っこ流しのものではありません。

 

川に無数に広がる灯篭はとても神秘的で見る人の目を釘付けにします。

 

・投げ松明

投げ松明は1997年に盛岡城の築城400年を記念して行われたのが始まりです。

 

「蜂の巣」と呼ばれる麦わらで編まれた籠を乗せた高さ8メートルにものぼる竿を川原に立て、日没に合わせ松明を持った子供たちが集まり、合図に合わせ松明を頭上の「蜂の巣」に投げるという個性的な行事です。

 

松明が上手く当たり蜂の巣が燃えて火の粉が飛び散っていく様子は、まるで大きな線香花火のようで美しいです。

 

・花火大会

舟っこ流しの締めを飾る花火大会は約3000発もの花火が夜空に打ち上げられます。

 

こちらの花火も「メモリアル花火」というご先祖様に向けたメッセージを読むのに合わせて花火を打ち上げる個性ある内容も含まれていています。

 

祭りに花火は欠かせないですし、どの行事も見ごたえがありますので地域の方のみならず、多くの人に楽しんでもらいたいです。

 

舟っこ流しの日程や開催場所

2023年の情報が入り次第お伝えしたいと思いますが、今は過去の情報を載せておきます。

 

岩手県盛岡市 舟っこ流し
日程 2022年 8月16日
開催場所 明治橋上流右岸河川敷
開催時間 16時00分~
住所 岩手県盛岡市仙北1-15
マップ
お問い合わせ 盛岡観光コンベンション協会 TEL019‐604‐3305

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舟っこ流し イベントスケジュール

日程

 

下記は2022年舟っこ流しのスケジュールの流れになりますので参考にしてみてください。

 

舟っこ流し イベントスケジュール
行事 予定時刻
舟っこ集合 16時00分
法要 16時30分~17時30分
流舟 17時30分~18時30分
投げ松明 18時30分~19時00分
灯篭流し 18時30分~19時30分
花火大会 19時00分~19時30分

 

舟っこ流しのアクセス

車利用

車

 

・東北道盛岡ICから約20分ほど

 

 

電車利用

電車

 

・JR仙北町駅利用で徒歩約10分ほど

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舟っこ流しの周辺駐車場

駐車場

 

舟っこ流しでは祭りのための臨時駐車場等は用意されていません。

 

また舟っこ流しの最寄駅である仙北町駅の周辺には駐車場(有料)があまりないので、車で行く場合は盛岡で駐車をして仙北町駅に行くのをオススメします。

 

盛岡駅周辺の駐車場は下記の通りになります。

 

①NPC24H盛岡駅前パーキング
住所 岩手県盛岡市盛岡駅前通3−50
マップ
収容台数 370台
使用料金 60分200円

 

②盛岡駅西口有料駐車場
住所 岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目7−5
マップ
収容打数 136台
使用料金 8時00分~22時00分 50分100円

22時00分~8時00分 1時間100円

 

③盛岡駅西口時間制限駐車場
住所 岩手県盛岡市盛岡駅西通2丁目7−5
マップ
収容台数 136台
使用料金 18時00分~23時00分 1時間100円

23時00分~7時00分 1時間80円

 

舟っこ流しの交通規制関係

規制

 

舟っこ流しでは会場周辺に交通規制がかけられるとのことですが、時間帯等は未定とのこと。

 

最寄りの仙北町駅周辺にはあまり駐車場がないことも考えると車で会場周辺に行くことは出来るだけ避けたほうがいいかもしれません。

 

出来るだけ電車など公共交通機関で会場に向かうことをオススメします。

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まとめ

今回は2022年の舟っこ流しについて紹介しました。

 

流舟を始め、灯篭流しや投げ松明、花火大会どれも欠かせない注目の行事になっているのでこの機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

当日無事に祭りが開催されるのを楽しみにしています。

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