新潟県新潟市で行われていて、3日間の祭り期間で100万人もの人出を記録した新潟まつり。
花火大会がメインイベントとなっていますが、花火大会以外にも「住吉行列」や「大民謡流し」、「新潟キラキラパレード」、「水上みこし渡御」、「市民みこし」などたくさんのイベントで賑わいを見せています。
今回はそれぞれのイベントについてご紹介していきます。
新潟まつりとは?
新潟まつりとは住吉祭、商工祭、川開き、開港記念祭の伝統的な4つの祭りが1つに統合され1955年に第1回大会が開催されたものになります。
新潟まつりの起源を遡ると1726年に大阪の住吉神社から御神体を湊元神社に向かい入れるために行列を作ったとされる「住吉祭」という祭りが始まりだと言われています。
現在は毎年8月上旬の金曜日から日曜日にかけ、3日間にわたって開催されていて新潟を代表するお祭りとなっています。
新潟まつりの主なイベント内容
1日目
○大民謡流し
大民謡流しとは約1万5千人もの参加者が新潟甚句(歌謡)などに合わせて新潟市の中心部(古町から萬代橋にかけて)を踊り歩いていくものになります。
新潟の街が浴衣や法被姿の人々が広がり、大勢が一体感を作り出し踊り歩く姿に注目が集まるひとときです。
2日目
○住吉行列
古式ゆかしい衣装に着付け、約1キロにも及ぶ行列が新潟の街を練り歩く伝統ある行事になります。
住吉行列だけではなく万代太鼓やいなせなみこし、可愛らしい子供みこしなどが続いています。
2019年の新潟まつりでは時間は午前10時と午後2時の2部に分かれていて1部は柾谷小路・新潟中郵便局前、2部は古町通10番長をそれぞれ出発します。
※住吉行列は3日目にも行われますが、3日目の紹介は省略させていただきます。
○新潟キラキラパレード
新潟キラキラパレードは新潟中郵便局前を出発し、メディアシップ前までの約1キロコースを2千人もの人が行進するパレードになっています。
マーチングバンドや仮装行列、万代太鼓、装飾した山車など工夫を凝らした参加者たちがパレードを盛り上げていきます。
○水上みこし渡御
色とりどりの約40隻にもなる船舶が水上を進行し、信濃川を右岸から左岸にかけて渡っていきます。
本州日本海側初の政令指定都市で「水の都にいがた」と呼称される新潟県を象徴するパレードになっています。
新潟まつりに欠かせないイベントの1つです。
○市民みこし
新潟まつり2日目の終盤に行われる市民みこし。
古町通10番町を出発し、白山神社に向けて神輿6基を4千人もの担ぎ手が練り歩いていきます。
夕暮れでの白山神社境内の宮入で祭り2日目は最大の盛り上がりとなります。
3日目
○花火大会
新潟最終日のフィナーレを飾る花火大会。
3日目の花火大会だけで来場者数が60万人近くにも上る大イベントで花火大会のために訪れている方も多いです。
花火もただ打ち上げられるのではなく、連射連発花火の「スターマイン」、複数の地点から同時に打ち上げるエボリューションと呼ばれる「ワイドスターマイン」の他にも「ナイアガラ大瀑布」といった様々な種類の花火が打ち上げられ、きらびやかに輝く花火の光景は最高です。
新潟まつり 2022年の日程や開催場所
2023年の情報はまだないので過去の大会の情報を載せています。
新潟県新潟市 新潟まつり | |
日程 | 2022年8月5日~8月7日 |
開催場所 | 新潟県新潟市中央区古町、万代シティ、信濃川河畔等 |
住所 | 新潟県新潟市中央区古町通、万代ほか |
マップ(新潟駅) | |
お問い合わせ | 新潟市役所 観光政策課 TEL. 025-226-2608 |
公式サイト | http://niigata-matsuri.com/ |
新潟まつりのイベントスケジュール
下記のスケジュールは2019年のものになります。
新潟まつり イベントスケジュール | ||
1日目 | 大民謡流し | 19:00~20:30 |
2日目 | 住吉行列 | ①10:00 |
新潟キラキラパレード | 10:20 | |
水上みこし渡御 | 12:40~13:30 | |
手づくり子供みこし | 13:30 | |
住吉行列 | ②14:00 | |
市民みこし | 16:00 | |
3日目 | 花火大会 | 19:15~20:55 |
新潟まつりへのアクセス
車利用
北陸自動車道新潟西ICから約15分
例)都内からの場合
練馬IC→長岡JCT→新潟西ICルートで所要約3時間20分
電車利用
JR新潟駅から徒歩約15分
例)都内からの場合
東京駅(上越新幹線とき)→新潟駅ルートで約2時間
名古屋からの場合
名古屋駅(東海道新幹線)→東京駅(上越新幹線とき)→新潟駅ルートで約3時間40分
新潟まつりの周辺駐車場
当日は交通規制がかかってしまうので、会場が近い方であっても出来るだけ当日は公共交通機関の利用をオススメします。
もし車で行くということでしたら事前にどこの駐車場に停めるかなど決めておくと当日バタバタせずに済みます。
そこで、オススメの駐車場をいくつかご紹介します。
①タイムズ新潟市役所分館 | |
住所 | 新潟県新潟市中央区一番堀通町 |
マップ | |
収容台数 | 123台 |
料金 | 60分200円 最大800円(駐車後24時間) |
②白山公園駐車場D | |
住所 | 新潟県新潟市中央区一番堀通町3-1 |
マップ | |
収容台数 | 269台 |
料金 | 30分毎100円 |
③白山公園駐車場C | |
住所 | 新潟県新潟市中央区一番堀通町1-2 |
マップ | |
収容台数 | 189台 |
料金 | 30分毎100円 |
交通規制について
新潟まつり期間中は日によって交通規制の場所が異なりますが、広範囲に規制がかけられます。
例年とは違い今回は大会の規模を縮小して開催されるので規制範囲や時間が変わってくる可能性があります。
下記の画像は2019年の交通規制の範囲になります(赤字)
新潟まつり2019年8月9日・8月10日
新潟まつり2019年8月11日
混雑状況
新型コロナウイルス流行前の新潟まつり(2019年)は花火大会だけで57万人もの人出があった大規模な祭りでした。
週末開催ということもあり、県外から多くの方が集まったのが影響していたのでしょう。
場所取りや車での来場は早めの方がよさそうです。
まとめ
新潟県新潟市の新潟まつりについてご紹介しました。
花火大会がメインのイベントになっていますが、とても多くの行事で毎年賑わいを見せていました。
近年新型コロナウイルスにより中止となっていましたが、規模を縮小して行われる予定なので無事に開催されることを祈っております。
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