3月22日放送の黒柳徹子さんがMCを務める番組「徹子の部屋」に俳優の反町隆史さんが出演し、3月23日放送予定のドラマ「相棒 season20」の最終回をもってシリーズ出演を卒業する心境や、二人の娘を育てあげ、その成長に対する想いを語りました。
反町さんは冠城亘役で「相棒」に2015年から約7年間出演していましたが、子育てと平行して仕事に取り組まれたこの7年間はどのようなものだったのでしょう。
「徹子の部屋」水谷豊からの手紙に、反町隆史は涙
今回出演された「徹子の部屋」では、反町さんが「相棒」を卒業するにあたっての想いを語るわけですが、サプライズで水谷さんから反町さん宛てに番組内で手紙が送られました。
手紙には「反町さんの卒業発表を聞いた時の当時の気持ち」や「7年間の共演で水谷さんにとって反町さんはどんな相棒だったのか」など反町さんに対する温かいメッセージが書かれており、黒柳さんが朗読するメッセージを聞いて反町さんは感情が高まり目には涙を浮かべておりました。
この手紙のメッセージを聞いて反町さんは7年間のドラマ撮影の思い出を振り返るように、水谷さんに対する感謝の言葉を述べました。
反町隆史が相棒卒業に至った経緯
ドラマ「相棒」は2000年に放送が始まり、現在はシーズン20まで放送されている長編ドラマです。
過去には及川光博さんや成宮寛貴さんも出演している作品に反町さんは2015年から出演し、役作りやセリフを覚えることの大変さ、人気作品の看板を背負い続ける難しさに苦労しながらも歴代最多のドラマ登場回数を記録し卒業することとなりました。
反町さんが「相棒」卒業を決断したのには役のイメージ定着によるドラマの質の低下や役の設定に限界が来てしまったからだそうです。
7年も同じ役を演じていればドラマの話のネタが尽きてしまったり元の役設定が変わってきたりして、ドラマ継続が難しくなっていきます。
2015年に反町さんが出演し始めた「相棒」は水谷さん演じるベテランの森下と反町さん演じる若手の冠城のコンビ設定でしたが、7年経ち反町さんの年齢が48歳になったのもドラマ卒業の要因だったようです。
ストーリーや役設定に限界が来ているのを感じ、新しい挑戦をするなら今だと思いたったのもあり、マンネリ化しきる前の良い状態での卒業を決めたみたいです。
ドラマだけでなく、父親として子育ての話題も
「相棒」のドラマ撮影の7年間は、反町さんの仕事のキャリアをあげる7年だけでなく、子育てで娘たちの成長を感じる期間でもあったようです。
現在、反町さんには高校2年生と中学2年生の娘がいます。
「相棒」出演当時はまだ二人とも小学生と幼く、娘たちの成長を感じていると語るのは無理もありません。
少し前までは反抗期の時期もあり、ケンカすることもしばしばありましたが今では親の考えを分かってくれるようになったみたいです。
また、共演した水谷さんにも娘が一人いるという共通点から反町さんは、教育方法や留学についてなどプライベートに関する相談なども水谷さんにしていたようで役者としてだけでなく人生の先輩としてのアドバイスも受けていたようです。
最初は、娘を留学させるべきなのどうか悩んでいた反町さんですが水谷さんからのアドバイスもあり長女が無事留学を果たしています。
反町さんにとって「相棒」というドラマは仕事の枠を越えた素晴らしい作品であることは間違いありません。
これからまた新しいことへの挑戦が始まっていきますが「相棒」の経験を存分に活かして反町さんに活躍していってもらいたいですね。
反町隆史さんのまとめ
・「徹子の部屋」で水谷豊さんからの手紙に涙
・ドラマ「相棒」は年齢的にも内容的にも限界が近づいていた
・子育てでも水谷豊さんのお世話になり感謝の気持ちが大きい
「相棒」という人気作に7年間も出演し続けることは反町さんの俳優人生での大きな財産になるかと思います。
これからは違う作品で新しい挑戦をする反町さんを応援していきたいですね。
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