山口県山口市の八坂神社で毎年行われている山口祇園祭。
山口祇園祭は京都府の祇園祭がもとになっているとも言われていて約600年も続いている歴史あるお祭りです。
今回は2023年山口祇園祭の日程や開催場所、アクセス、混雑状況などご紹介していきます。
山口祇園祭とは?
「山口祇園祭」は山口三大祭りの一つであり、「山口七夕ちょうちんまつり」、「山口天神祭」に並ぶ伝統あるお祭りです。
室町時代から約600年続いていて、その祭りの始まりは、京都の祇園祭がきっかけだと言われています。
山口祇園祭は毎年7月20日から7月27日にかけて行われ、中でも20日(初日)の「御神幸(ごしんこう)」、24日(中日)の「御中日祭(ごちゅうじゅつさい)」、27日(最終日)の「御還幸(ごかんこう)」の3日が祭りの重要な日になっています。
初日の御神幸は鷺舞(さぎまい)という県の無形民俗文化財にも指定されている神事が行われます。
鳥の鷺に見立てて、頭と羽を取り付けた人が舞い踊る神事を行い、その後八坂神社から山口駅付近の
御旅所まで歩いていきます。
中日の「御中日祭」は商店街や駅通りで市内から集まった参加者による市民総踊りが実施されます。
市民総踊りは毎年1000人を越える参加者が集まり大きな盛り上がりを見せているほか、子供みこしという行事もあり、子供から大人まで楽しむことができます。
本日7/24も山口祇園祭「市民総踊り」です。暑い中、さらに熱気がすごそうです。今回も外ではビールやジュース、お茶、アイスコーヒー、ソフトクリームを販売しております。夜とはいえ暑いのでこまめな水分補給を。
画像は前回の様子です。 pic.twitter.com/gKVzyHv6MY— 文榮堂本店 (@buneidouhonten) July 24, 2018
最終日の「御還幸」に行われる神輿担ぎは男みこしに女性や子供が混ざり、駅通りの御旅所から八坂神社に向かっていきます。
参加者たちが一丸となって神輿を担いでいく様は、見る者を感動させること間違いなしです。
コロナの影響により、どこまで開催されるかは分かりませんが、伝統ある行事なので継承していってもらいたいですね。
山口祇園祭の日程や具体的な開催場所について
山口県山口市 山口祇園祭 | |
日程 | 2022年7月20日~7月27日まで |
時間 | 16時45分頃から |
開催場所 | 八坂神社 |
住所 | 山口県山口市上堅小路100 |
マップ | |
問い合わせ | 八坂神社事務所(083‐922‐0083) |
2023年の開催情報が入りましたらまたお伝えしていきます。
山口祇園祭へのアクセス
車利用
・中国自動車道小郡ICから国道9号線利用で約20分ほど
・山口ICから国道262号線利用で約15分ほど
電車利用
・JR山口駅より徒歩約15分ほど
山口祇園祭の駐車場関係
山口祇園祭で利用できる駐車場はないので、可能であれば公共交通機関を利用することをオススメしますが、もし車で行く予定でしたら、いくつか駐車場をご紹介しますので参考にしてみてください。
①中市第2駐車場 | |
住所 | 山口県山口市中市町40‐7 |
マップ | |
収容台数 | 53台 |
料金 | 1時間100円 |
②香山公園駐車場 | |
住所 | 山口県山口市香山町7-1 |
マップ | |
収容台数 | 99台 |
料金 | 無料 |
③大市駐車場 | |
住所 | 山口県山口市大市町3-6 |
マップ | |
収容台数 | 75台 |
料金 | 60分100円 |
祭り期間中は混雑することが予想されるので予めどこに駐車するのか決めておきましょう。
屋台について
お祭りに屋台は欠かせませんよね。
もちろん山口祇園祭にも屋台はありますが、今年出ていたとしてもコロナの影響によりお店の数自体は少ないかもしれません。
お店の食べ物には、たこ焼きやかき氷、チョコバナナなど定番のお店はそろっているのでどれを食べようか迷ってしまいます。
混雑状況について
2021年の山口祇園祭の来場者数は約3万7000人でした。
おそらく人が集中するのは大きな行事が行われる20日、24日、27日の3日になるでしょう。
あまり人混みがある中でお祭りに行きたくないというのであれば、この3日をさけて平日に行くのがいいかもしれません。
お祭りが盛り上がり、混む場面は確実にこの3日になるでしょう。
まとめ
今回は山口県山口市で行われている山口祇園祭について紹介しました。
600年続く伝統あるお祭りですし、盛り上がる神輿や市民総踊りは夏のいい思い出にもなりますので、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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