毎年、三重県四日市市で行われている四日市祭。
諏訪神社の例祭で邌物(ねりもの)と呼ばれる山車や行列が壮大で魅力的です。
今回は四日市祭の日程や会場アクセス、歴史から屋台情報まで紹介します。
四日市祭の歴史は?
四日市祭は、神輿や獅子舞の奉納を始め、邌物(ねりもの)と呼ばれる山車が7組奉納される近世の都市祭礼の様式をそのまま継承している祭りとなります。
祭礼が具体的にいつから始まったのか明らかになってはいませんが、最も古い歴史としては焼けた北町の山車に延宝7年(1679年)という記載があったことから、それ以前から行われていた可能性があります。
さらにその45年後の享保9年(1724年)には大山車4両や邌物があったという記録も文書で残っていて歴史と伝統のある祭りになります。
上記の記録などを踏まえ、四日市祭の基盤は織豊末期から江戸時代初期にかけて確立されていったとの説が有力です。
祭りの始まりを特定することは出来ませんが、少なくとも300年以上は続いている由緒ある伝統的な祭りですね。
四日市祭の魅力は?
四日市祭は2日目に各町で行われる「郷土の文化財と伝統芸能」と題した、邌物と呼ばれる山車による奉納演技が魅力となっています。
まずは各町の演技奉納に先立ち、拝殿で神事が執り行われ、その後4両の大山車がや社前に並び花納めの神事を行った後に各大山車から獅子舞が奉納されていきます。
花納と獅子舞の奉納が終わると各町の邌物が神前に奉納されることになります。
現在の邌物で代表されるのが「大入道」で地元の人からは「おにゅーどーさん」と親しみを込めた呼び方をされています。
日本一の大きさ(高さ)を誇るからくり人形が山車に載り、首を伸ばした状態の高さは7.6メートルにも及ぶと言われています。
今日の伊勢だより
「四日市祭」
いろいろな山車が出ますが、中でもひときわ目立つのが「大入道」。 高さ五メートルもある首長のからくり人形で、目と舌が動きます。市内中納屋町に伝わるこの人形は、昔同町に住みついて人を化かしたタヌキをおどかすために、町の人々がつくったのが始まりと伝えられる pic.twitter.com/TqlhbnNB5m— かっちゃん (@asahirikusyou) August 5, 2022
ド派手な山車による演技奉納は見るものを釘づけにします。
四日市祭の日程や開催場所
三重県四日市市 四日市祭 | |
日程 | 2022年10月1日(土)・2日(日) |
開催場所 | 諏訪神社周辺 |
住所 | 三重県四日市市諏訪栄町22‐38 |
マップ | |
お問い合わせ | 四日市観光協会 TEL059‐357‐0381 |
公式サイト | https://kanko-yokkaichi.com |
四日市祭の評判
四日市祭の評判についても調べてみました。
四日市を代表する「大入道」のからくり人形。首がなが~~~~~く伸びて子供は最初ビックリしますが、慣れると首が伸びると大喜び!2日間のお祭りは出店も多く、色々な屋台を巡りながら、初日はおどりフェスタとして踊りやダンスなど、若い人たちのパワー溢れた演技が観れます。二日目は伝統芸能が中心で、四日市のネリや山車などの演技を観て楽しめます。
四日市まつりは昔から何度か行っています。 今年は8月6日(土)が「おどりの日」、8月7日(日)が「伝統芸能の日」だったので、7日に行きました。 四日市まつりと言えば大入道がメインということもあり、大入道の演技の時にはかなりの人だかりが出来て、とても混雑していました。 大入道と一緒に、こにゅうどうくんも自分で舌を引っ張り出したりして大入道の真似をしていたのが、かわいかったです。
出店に、盆踊り大会と毎年同じ内容ですが、多くの人が集まります。中高生やファミリーが多い印象です。2日間していますが割と混雑しています。
四日市市に対する評価は高く、多くの方に満足してもらっているようです。
会場アクセスについて
車利用
●東名阪自動車道四日市ICで約15分
電車利用
●JR関西本線「四日市駅」から徒歩約10分
●近鉄名古屋線「近鉄四日市駅」から徒歩約10分
駐車場情報について
四日市祭での駐車場情報を調べてみました。
四日市祭には臨時の駐車場などが用意されないということなので、会場周辺の駐車場をいくつか紹介していきます。
①くすの木パーキング | |
住所 | 三重県四日市市浜田町5 |
マップ | |
収容台数 | 509台 |
使用料金 | 0:00~0:00 30分170円 |
②キング観光サウザンド近鉄四日市店 | |
住所 | 三重県四日市市諏訪栄町7 |
マップ | |
収容台数 | 448台 |
使用料金 | 0:00~0:00 20分200円 |
③タイムズすわ公園 | |
住所 | 三重県四日市市諏訪栄町22 |
マップ | |
収容台数 | 29台 |
使用料金 | 0:00~0:00 30分220円 |
もし満車になるのを気にせず余裕をもって行きたいという方は、事前に近くのコインパークを予約するのが良いかと思います。
目的地についても満車を気にせず事前予約できるオススメサイトがこちら↓
四日市祭の屋台は?
四日市祭の屋台情報についても調べてみました。
多くのサイトを確認してみましたが、「大四日市まつり」の屋台情報はあるものの、四日市祭の屋台情報については詳しく分かりませんでした。
また、情報収集して新しい情報が得られ次第お伝えしていきます。
まとめ
今回は四日市市で行われている四日市祭りについて紹介しました。
今年の四日市祭は開催する可能性が高いと思われるので機会があれば祭りの魅力である邌物を見てみてください。
無事まつりが開催されることを祈っています。
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